自己否定は悪いことじゃない|自分を責める毎日から抜け出す方法

「あ、また私は自分を責めてる・・・」

そんなふうに思ったことはありませんか?


失敗したときはもちろん、誰かに何気なく言われた一言が気になったり、



「もっと頑張れたはず」と何度も考えてしまったり。



周りからは「十分頑張っているよ」と言われても、




自分だけは「まだ足りない」「私なんて」と思ってしまう。


そんな毎日が続くと、心が休まる時間はなかなかありません。


まず、お伝えしたいことがあります。


自己否定の裏には、



あなたがこれまで一生懸命に自分を守ってきた理由が隠れている


ということです。


その理由を知ることで、


「自分を責めるしかなかった自分」



を少し違う目で見られるようになるかもしれません。

では、私たちはなぜ、ここまで自分を責めてしまうのでしょうか?

自己否定にも、ちゃんと理由がある


自分を責め続けていると、



「私は弱い人間なんだ」



と思ってしまうかもしれません。





でも、本当にそうでしょうか?



もし自己否定が性格の問題なら、




どうしてこんなにも多くの人が同じように悩むのでしょう。



実は、自己否定は「弱さ」ではなく、



これまでの経験の中で身についた心の反応です。


傷ついた経験やつらい出来事を繰り返さないよう、



自分を守るために身につけた方法だったとも考えられます。


あなたが悪いわけでも、頑張りが足りなかったわけでもありません。



実は私も、以前は「優秀でなければ価値がない」と自分を追い込み



うまくいかない事があると、何がダメだったんだろうと



答えの出ない、ただ自分を責めるだけの一人反省会を延々と繰り広げ



不安で不安でたまらなくなり、時には涙することもありました。




では、あなたが繰り返し行なっている自己否定は、



一体何を守ろうとしていたのでしょうか?

自己否定の奥には、守りたいものがある


自己否定をしてしまう人は、

自分を傷つけたいわけではありません。


むしろ、大切なものを失わないよう、

自分を守ろうとしていることがあります。



例えば、仕事でミスをしたとき。

「私が悪い」と強く責めてしまうのは、

ミスそのものが怖いからではなく、

✔️ 嫌われるかもしれない
✔️ 期待を裏切るかもしれない
✔️ 見捨てられるかもしれない


そんな未来を避けたかったからなのかもしれません。


だから、自分を責め、もっと頑張り、完璧でいようとします。

自己否定は、自分を苦しめるためではなく、

大切な人とのつながりや安心感を守るための方法だったのです。


もし、この話を読んで「私もそうかもしれない」と感じたなら

次に知ってほしいことがあります。

自己否定の奥には、もう一つの気持ちが隠れています。

本当は、ダメな自分でも認めてほしかった


ここまで読んで、あなたはどう感じましたか?

もし、

「私も自分を責めることで何かを守っていたのかもしれない」

と感じたなら、それは大切な気づきです。

では、その奥にはどんな願いがあったのでしょうか?

本当に欲しかったのは、

  • もっと頑張れる自分
  • 失敗しない自分
  • 誰からも好かれる自分


ではなく、

ダメな日があっても、
「そのままで大丈夫だよ」
と受け止めてもらえる安心感


だったのではないでしょうか?


だからこそ、自分を責めながら頑張り続けて

「もっと頑張れば認めてもらえる」

そう信じて、一生懸命ここまで歩いてきたのかもしれません。



では、自己否定とこれからどう付き合っていけばいいのでしょうか?

自己否定をなくそうとしなくて大丈夫


結論、自己否定を無理になくそうとしなくても大丈夫です。

長い時間をかけて身についた心のクセは、



「今日から変えよう!」



と思っても、すぐには変わりません。


それよりも大切なのは、

「私は何を守ろうとしていたんだろう?」


と、自分に問いかけてみることです。


その問いを繰り返すうちに、




今まで見えなかった自分の気持ちに気づくことがあります。

すると、自分を責めることしかできなかった理由も、



少しずつ理解できるようになります。


一人では気づけない気持ちも、




誰かと一緒に整理することで見えてくることがあります。

だから、今も苦しさを一人で抱えているなら、




無理に頑張り続けなくても大丈夫です。

まとめ


自己否定は、あなたを苦しめるために生まれたものではありません。

これまでのあなたが、大切なものを守ろうとしてきた証です。




だから、自分を責めるたびに、


「こんな自分はダメだ」とさらに否定しなくても大丈夫。




まずは、「私は何を守ろうとしていたんだろう」と、



自分の心にそっと問いかけてみてください。


その問いが、自分との付き合い方を変える小さな一歩になるかもしれません。


もし、一人で心の整理をすることが難しいと感じたら、




誰かと一緒に気持ちを見つめていく方法もあります。



「一人で頑張ることに疲れてしまった」




そんなときは、一人で抱え込まず、お気軽にご相談くださいね。

カウンセラー 紬-tsumugi-